アイは過去にある

三十路手前で自分を振り返りはじめた人間の記録

僕がブログを書くに至った理由

ごあいさつ

はじめまして、ベンチです。

僕は都内で事務職に従事する、まもなく三十路を迎える男です。

FacebookTwitterは別として、ブログを書こうと思ったのは十数年ぶりです。

ブログを書くきっかけ

自分のもやもやした気持ちや過去の記憶などを言語化し、自分自身を見つめ直すためにブログをはじめました。

僕はここ数ヶ月の間で、仕事でリーダー役に任命されたことのストレスをきっかけに、元々持っていた落ち込みやすい性格が増幅され、うつ状態に陥ることが増えました。

そんな状態でも仕事が消えて無くなることはないので、また新たなストレスを受け、日に日に状況が悪くなっていることを感じていました。

そんな中で、大切な人に対して嫉妬や羨望や不安が入り混じった激しい感情をぶつけ傷つけてしまいました。

その後、時間が経つにつれ、やってくるのは虚無感と、また相手に対しての申し訳ないという気持ちです。

冷静になってみると、もっと健全なコミュニケーションはあったことに気づくのですが…

僕はこれ以上大切な人を傷つけたり、失いたくないという思いから、自分の弱い部分や感情を見つめ直そうと決意しました。

愛着障害との出会い

自分の状態を知るため、始めはうつ状態に関する本を読んでいたのですが、友人から岡田尊司先生の愛着障害に関する本を薦められました。

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

 

これを読んだところ、今までの自分の行動や思考が不安型の愛着スタイルに当てはまる部分が多いことに気づき、「自分は愛着障害なのではないか」「このうつ状態愛着障害が原因なのではないか」という疑念を持つに至り、これを克服したいと思うようになりました。

そして、その克服の一助とすべく、自分の過去やそれに起因する感情について言語化したいと考え、ブログをはじめることにしました。

さいごに

なお、今の段階では上記の本を読んだのみで実際に愛着障害であるとの診断がなされたわけではありません。

バーナム効果*1というのもあるので、なんともいえない部分も多いです。

また、カウンセリングに通い克服できればと考えていますが、治療の方針も検討中です。

僕としてはそれらも含めて、自らが抱える問題の克服録として、また同じような思いや経験をしている方の参考になれば嬉しいです。

 

本当は文章を書く練習として、克服する中で取り組んだこと、読んだ本、好きな音楽のことなど書ければいいな…とは思っているのですが、この文章を書くのにも時間がかかってしまいどれだけ続けられるかわからないが正直なところです。

ゆるりと続けていければと思っています。


Rosegold Entro Senestre

 

*1:誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象 wikipediaより