アイは過去にある

三十路手前で自分を振り返りはじめた人間の記録

すごく悲しいということはない

こんばんは。

 

先週に比べて少しずつ気分は落ち着いてきているみたいです。多分月初の報告が終わったせいだと思います。

あと2週間もすると次の月初がやってきてしまうので、束の間の休息というやつかもしれません。

 

気持ちは落ち着いてきていると書きましたが、どちらかといえばすごく悲しいということはなく、激しく気分が沈むこともないが、浮かぶこともないという感じです。

仕事中は常に何か悲しく苦しく、人から話しかけられば最低限の愛想を振りまいてみたり少し笑ってみたり、でもその後すごくむなしくなります。

僕はやりがいも感じられず、淡々とタスクをこなすだけの機械になってしまいました。その機械もちゃんと動けばいいのですが、集中力が持たず何かをぼんやり考えてしまったりするので、機械だとしても不良品なんじゃないだろうか。

 

職場で自分の辛いことだとかを聞いてくれていた人が今日の僕の様子を見て瞑想など試してみてはどうかと提案してくれたのですが、気遣ってくれていることがわかってしまったり、「自分の悲しさやむなしさはそういうことじゃないんだよ」と妙な捻くれが出てしまったりして、素直に善意を受け取れないでいるのでした。

本当は自分の辛さをわかってくれる人がものすごく欲しくて、その人にも思ってることを素直に話したい。

でも、その反面、そんな迷惑なことはできないし、というか自分の話すことを否定も肯定もせず受け止めてくれる人などは現われないだろうし、もし最初はうまくいっていても少し前の出来事のように激情をぶつけてしまったりして、関係が壊れてしまうんだろうな…と想像してしまいます。そうなるとは限らないのに、です。

 

僕は今の気分でいることが苦しいのですが、もっともっと重い症状じゃないと病気じゃないんでしょうか。

病気じゃないとすれば、こんな風に心がしんどいのはただの甘えや逃避で、これからもずっとこうしていかなければならないのでしょうか。

無気力で怠惰で、ぼんやりと消えてしまいたいと思う日々は生きてるといえるのかな。


Black Merlin - Somewhere in Ubud [Island Of Gods]