アイは過去にある

三十路手前で自分を振り返りはじめた人間の記録

病院を受診してきました

こんばんは。

今週は月曜からなんとか仕事に行けていたのですが、今日、たくさん予定されていたMTGやら面談やらに気が重くなってしまい、休んでしまいました。

リスケされるだけなので今日休んでも何の意味もないのわかってるのにどうしてもダメでした。

家を出る時間が近づくにつれて、今日こなさなければいけないスケジュールを考えては胃が痛くなってきてしまい、我慢できず…という感じです。

辛いから休むんだけど、休むことでまた居場所がなくなってしまうような気がして…全部妄想なんですけどね。

 

休んでしまったこともあり、昨日の面談の話もあり、ということで当日でも予約ができる精神科に行ってきました。

結論から言うと、行って良かったと思っています。

病院選び

病院の選び方の記事とかを見つつ、通いやすく、また初診の時間が長めのところにしようと方針を決めてgoogleで検索。

最初に連絡したところが当日予約も可能で、かつ初診も30-45分くらい取ってもらえるとのことだったので、早速予約しました。もし合わないと思えば、別の病院に行くこともできると思ってたので。

 

病院は小さなビルの中にありましたが、落ち着いた雰囲気の内装で受付の担当の方も温和で温かみのある感じで安心。待ち時間にテストのようなものを受け、先生との面談まで15分ほど待機。

その間、僕はなんだか緊張していました。話すことについては事前に考えていたものの、それを伝えたところで理解してもらえないのではないか、あるいは「異常無し」と受け止められるのではないか心配だったと思います。

決して病気でいたいわけじゃないですし、むしろ何か障害があるのであれば克服したいと思っているのですが、自分の辛い状況が理解されなかったらどうしよう、という思いでいっぱいでした。

面談開始

先生との面談はなぜ病院に来たのかというところから話が始まりました。

まずは直面している仕事上でのストレスについて話をし、また続いて自分が抱える根本的な部分について、愛着障害と疑っている部分について克服したいと伝えました。

先生との問答によって具体的な部分に触れる際には泣きそうになってしまいましたが、なんとか我慢しつつ…*1落ち着いて親身になって聞いていただけました。

父は単身赴任であまり家におらず小さい頃に手を上げられたことから今でも苦手に思っていること、母が十代の頃に亡くなったこと、自分が長男だからという理由で我慢するように言われたこと、死にたいと思っていることなど、結果的に50分程度話を聞いていただきました。

話を聞いてもらった結果…

今日の話を聞いた先生曰く、本来アイデンティティが構築される中学生から高校生の時に母親が病気だったり、亡くなったことで、その時に起こる反抗をうまく消化できず、攻撃性が自分に向いてしまったり、あるいは消化できなかった反抗が今起きているのではないか、とのことです。

ただ、そういった根本の部分の克服には時間もかかるし辛いこともあるので、まずは何度か通院してみて、本腰を入れるかどうか検討しようという話になりました。

投薬についても希望するかどうかを確認してくれて、自分の考えも伝えつつ、結果的には仕事での意欲が湧くようなものを出していただくというところに落ち着きました。

僕の症状って一体なんなの?

症状としては抑うつ状態にあるとのことでしたが、特に何かの病名についての診断はありませんでした。精神科・心療内科の受診経験が無いのでこれが普通かどうかは判断できません。

ですが、仕事に行くのが辛くなっていることについて、自分がそこまで重篤な症状が出ていないであろうことは自覚していたのですが、今すぐにでも休んだ方が良いというような判断が出なかったことについては少し残念でした。

今回精神科を受診し診断を受けることで、それを口実に仕事を休む機会が得られるのではないかと自分勝手に考えていたのです。

帰り道、自覚症状の説明が不足していたかもしれないとか、自分の生い立ちなどについて話しすぎたのかなとか、先生がちゃんと診断できていないのではないかと思ったりもしたのですが、おそらくこれが現実なのだと思います。

とりあえず通院してみます

ただ、先生の落ち着いた雰囲気や冷静に話を聞いて鋭く分析*2してくれる姿、治療方針について僕を尊重してくれる態度など不満に感じたところはなかったので、次回の予約をしてきました。

平日の日中に予約をしてしまったので、なんとか会社には通院のための半休や休暇を認めてもらわねば…。

 

まずは通院を続けてみて、自分に起こる変化やその結果生じた周りへの影響などでき得る限り記録していきます。

 

-
group_inou / KNUCKLE (LIVE)

*1:次回以降は精神衛生上辛かったら泣いても良いか確認していこうと思います

*2:「仕事での成果がでないことについて誰かに責められるのか?」との質問に、そういう社風でなくむしろ放置されておりそれが逆に不安なのだと答えると「そうなると自分で自分を責めているんだね」と言われた時には割とぐさっときてしまった